プロが教えるピアノ発表会撮影のコツ7 撮影マナーを考える・ポジション編

撮影ポジション

前回までは独断と偏見とか言ってましたけど、今回は真面目にいきます(汗

ご父兄向けの撮影マナーに関して思いつくままに挙げると、

  • カメラを頭より上の高さで撮影しない
  • 演奏中に移動しない
  • 演奏中ストロボを使用して撮影しない
  • 電子音を鳴らさないようにする

こんなところでしょうか?
今回最初の2つに関することを書いてみます。

演奏を聴く見るために座った場所が必ずしも撮影に最適な場所とは限りません。
前方の問題点は

  • 近すぎてピアノが入らない
  • ステージが高いとカメラも高い位置から撮る必要がある

前方だと奏者には近いので大きく写せるメリットはありますが、
グランドピアノ全体を入れて写すことができないため記念写真には向いてません。
ステージが高い場合にはカメラまたはスマートフォンを高く上げる必要があるので、
後ろの方にも目障りでご迷惑がかかる場合がございます。
上手く撮れないため演奏中に他の席へ移動を試みても、
短い演奏時間の中では難しいでしょうし目立ってしまいます。

オススメとしては、やはり後方の席からの撮影でしょうか。
この場合ステージから距離があるため望遠ズームレンズがあると便利です。
角度が付いて傾斜している客席だと後方の席はステージよりも高くなるので、
座ったままの位置で撮影して丁度良いくらいになる場合も多いです。

なるべく開演前に目的の席に着いて実際にカメラで確認するようにしましょう。
開演前であれば空いている席への移動も自由ですしね!
そして開演中に移動が必要な場合は極力演奏と演奏の間に速やかに動きましょう。

あと三脚を使用する場合、三脚の脚が通路にはみ出ないように気をつけましょう。
ホールによっては非常に厳しく注意される場合がございます。
そして高さもカメラが目線より上にしないようにしましょう。
カメラの液晶が眩しいいため後ろの席の方にご迷惑をおかけしてしまう場合があります。

あともう一つオススメなのは、リハーサルでの撮影です。
リハーサルなので本番の照明がつかないですが、ポジションは自由が効きます。

後半の2つに関してはまた次回に書きますね!

↓読んだら押して応援してください!
にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へ
にほんブログ村

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です