おじぎの撮影、記念撮影の新しい形?
今年も残すところ1ヶ月を切りました。
今年はコロナの影響で世界中が大変な1年でした。
夏からピアノ教室の発表会もちらほら開催されるようになりましたが、
コロナ感染対策として集合写真を中止されることが多いです。
代替として個人写真を撮影する機会が増えました。
これまでの経験で個人写真の撮影は発表会の前後か発表会演奏の前の2パターンに分かれます。発表会の前後の場合は出演順にピアノやお花の前で1人ずつ撮影することが多いです。皆さん好きなポーズを決めて楽しそうにカメラの前に立って撮影されています。
問題は演奏の前の撮影です。
これはおじぎのタイミングでご指示いただくことが多いのですが、普段のままではまず上手くいきません!恐らくおじぎの前後の直立姿勢の時に撮影してほしいということなのですが、以下の理由で撮影が難しいです。
・そもそもおじぎが出来ていない
子供大人問わずほとんどの方は、舞台袖から出てきて一瞬止まって頭を下げて上げながらピアノの方へ歩いていくので、直立して止まっているタイミングがありません。
・静まり返った舞台上に一人で立って前を向くことの難しさ
考えてみてください、静まり返った舞台に一人出て行ってジッとしているのはなかなか難しいです。照明が当たった舞台から見る客席は真っ暗で、カメラの場所もわからないのです。静まり返った中どこを見て良いのかわからず演奏前の緊張もあり止まって直立している余裕など本人にはないのです。
そこでおススメは以下の方法です。
・撮影のタイミングは演奏後のおじぎの後
・おじぎが終わったタイミングで、アナウンスで「それでは記念撮影しますので、客席の後方にカメラがありますのでそちらをご覧ください」と誘導する。
この時にカメラマンからも「こちらでーす!」など大きな声で存在が分かるようにする
・そして撮影「お疲れさまでした!」とアナウンス、拍手で退場
最後のアナウンスは無くても良いですが、最初の誘導はぜひお願いしたいです。
こういう状態を作ってあげれば、生徒の皆さんも客席遠くのカメラに向けてリラックスして笑顔を向けてくれます。撮影する方としても安心して撮影することができます。
まだ来年もコロナ感染対策を意識しながらの生活が続きそうです。
新しい記念撮影の形の1つとして、ピアノ教室発表会をはじめイベント行事の際の参考していただければと思います。